渓流釣り

渓流イワナ釣行記~2019年春シーズン初山釣り~

2019年2月17日(日)

本日から本気モードにスイッチON!
時刻は13:30。犀川水系の中流域へ車を走らせます。
例年ですと雪の多い年には、釣り場に向かう林道では4WDでさえ途中でUターンをしなければいけない年が多いのですが、
今シーズンは雪が少ないおかげで目的の駐車ポイントまでスイスイと上ってきました。
途中の駐車スペースには車は1台も止まっていません。
今日の駐車ポイントにも誰もいませんね、今日は渓流独り占めで釣行開始です!

keiryu

渓流に立ち込むとさすがに気合が入りますね!
このルートは春先に釣果の望めるポイントが続きます。
午後からの釣行ですから、無理せず最初の堰堤までの予定で釣り上りましょう。

天候はピーカン、木陰から太陽の光が差し込み気分爽快!
気温は里で14℃。この季節では相当に温かい。
雪も少なく釣行は楽なのですが何分にも水量も少ない・・・さて釣果は?

雪上に残る先行者の足跡は一人だけ。
おそらく一週間前の解禁日に入った釣り人の足跡でしょう。

二つ目の落ち込みポイントでアタリがでる。
いつもですとこの時期は食い込みが浅いので遅合わせをしますが、
今年は全魚リリース(※ただし飲み込まれたら持ち帰り)を決めていたので通常のアワセをする。
瞬間竿に乗るのが分かる型は小さいが、今シーズンの第一号撮影をして丁重にリリース。

iwana

中間のポイントで1尾。これも小型。
しばらく上流の少し大きめの渕では、同じポイントから2尾顔を出してくれる。
塩焼きにすると一番おいしそうな型が上がってくる。
飽きる事のないタイミングで顔を出してくれるので、
集中力も途切れることなく淡々と釣り上ることができる。

iwana

今日の予定の最終堰堤までやってきました。
堰堤の手前の大渕は、いつも釣果のあるポイントで期待も高まる!

沈黙・・・アタリがない。

それでも渕の中を丹念に探る。
5分…10分、ゆっくりと竿が引き込まれる。
おっ!型がいいな。上がってきたのは良型の雄イワナ。
このルートでは中々出ない良型、粘った甲斐がありましたね。

iwana

釣り人が入渓しやすいポイントでは早期から小型のイワナが釣られてしまうので、
大型まで成長する個体が極めて少なく、
泣き尺・尺・尺上と呼ばれるイワナを釣るのは難しくなりましたね。
堰堤直下の落ち込みポイントではアタリも無く、これにて納竿です。

今シーズン、このタイミングで水量が少ないのは例年のことながら、
雪が少ないのは釣り人にとっては助かりますね。
しかし、里を潤してくれる雪解けの水量が少なくなってしまうのは残念です。
農家さんの収穫や飲料水問題に影響がでないように祈るばかりです。

釣れてくるイワナ達も例年はもっと細々とした体形で、
色もくすんだ黒っぽいイワナ(サビイワナ)が多いのですが、
今シーズンはそれほど痩せていないし、体色もだいぶ戻っている個体が多いですね。

実釣1時間30分ほどでしたが、5尾の釣果に恵まれました。
ラッキーだったのは、5尾共に上顎に針ガカリしてくれたので問題なくリリースできました。
自然界の限られたイワナ・ヤマメなどの魚類の保護も必要ですし、
何よりも釣りを愛し、楽しむ釣り人のためにもリリース!

アルクマ
「大きくなって、また遊んで下さい」

これからも大自然の中でゆっくりと楽しめるフィールドを守りたいと思います。

クマ出没情報

上流に向かって左の山から沢を渡り、右の山へ消えていく足跡がありました。
ベルなどのクマ除けグッズをお忘れなく!

 

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