トレッキング

新春!光城山~長峰山 縦走トレッキング

2019年1月3日(水)

新年を迎え、さっそく信州安曇野Outdoorsの活動が始まります。
今年のトレッキング初めは、安曇野市民から愛されている光城山登山口から頂上を経由して、
長峰山頂上を目指します。信州安曇野OutdoorsのWEB担当のバンナイ君と一緒です。

光城山・長峰山は安曇平の里山では知らない人はいません。
春の桜の時期になると、山裾から頂上まで1,500本あまりのソメイヨシノが駆け上がります。
その景観は登り龍と称され安曇野の風物詩としても有名です。

光城山と長峰山の頂上付近は車道が伸びており、誰でも安曇野を見渡す絶景を味わえる事が出来ますが、
冬季間は、豊科側からの道路、明科側からの道路共にゲートで封鎖されます。
この季節は本当にトレッキング好きな人だけのパラダイスとなります。

光城山の登山口には50台ほど駐車のできる無料の駐車場があります。
今年は雪こそ無いのですが、現在の気温3℃。それでも30台ほどの車がすでに駐車しています。

桜の季節は駐車場整備員の方がいますが、土日は超混雑。
早朝でないと止められないことが多いので桜見物でお越しの方はご注意願います。

前回の鷹狩山トレッキングで忘れてしまったグローブも今日はバッチリ!いざ出発です。
気温こそ低いのですが、ほとんど風もなく太陽の光が差している絶好のトレッキング日和の中、
清々しく頂上を目指します。

 

yama

光城山トレッキング

ここのトレッキングコースも良く整備されていて初心者でも気軽に登ることができますよ。
登山口駐車場付近の標高は560m位。目指す光城山の標高は911m。
標高差350mは物足りなさを感じるかもしれませんが、正月に弛みきっている体に活力を与えるには十分ですね。

色んな方とすれ違いますよ、ソロの男性や女性が多かったですね。
小学性位の男の子二人を連れたお母さん、七十代位の女性二人組、若いカップル、中年のご夫婦、
50ℓ位のパンパンのバックパックを背負った男性、登山シーズンに向けての冬季トレーニングですね。
それにしても重そう!
普段だと桜や赤松の葉に隠れて見えない北アルプス表銀座の山並みが見えるのもこの季節らしく嬉しいものです。

yama

40分ほど登ると緩い斜面にでます。
ここでは多くの桜が見られ桜の季節には沢山の人がお弁当をひろげ桜見物にいそしみます。
この奥にある木製の階段を登りますと頂上エリアへ到着です。
周辺には休憩舎もあり、いざという時の避難小屋的な役割もしてくれそうです。

頂上はここから80mほど先にあり、ここには光城址「古峯神社」があります。
火の守り神様を祀っているとのことですが、新春ですから忘れずにきちんとお参りしました。

この神社の裏側から北に伸びる山道が北隣にそびえる長峰山と続く稜線になります。
ここまでのコースタイムは1時間でした。
光城山頂上から長峰山頂上までは40分かかりますが、ほとんどが平坦な車道となります。
標高も900mを超えると雪が薄く積もっていますので滑らないように注意しながらの出発です!

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光城山~長峰山 縦走

長峰山は、安曇平を挟んで北アルプスの東正面に位置する山の峰々になり、
長い峰の山と言うことから名づけられたのが由縁だそうです。

銀世界の中、太陽を浴びながら突き進みます。雪面には人の足跡の他に無数の動物の足跡が・・・
兎、狸、狐、ウム!ヒヅメの跡は鹿だな、熊の足跡が無くてセーフですね。
最近の熊は冬眠に入るのが遅くなっているそうです。温暖化が関係しているそうな。
皆さん暖冬のシーズンはまだクマ除けの鈴は必要ですよ!

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縦走路は車道が主になりますが、自然路もありますので林間コースを歩くこともできますよ。
いつもは時折通りすがる車を気にしながらの縦走になりますが、
冬季間は車両通行止めになっているので、自然観察しながら楽に歩けます。
30分ほど歩くと一瞬大きく展望が開け北アルプスと眼下に安曇平が見渡せますが、
メインの展望はもう少し先になります。
左手に冬季間休業中の天平の森のレスト施設が見えてきます。
この施設はグリーンシーズンにはレストラン、オートキャンプ場、天体観測施設などがあり賑わいを見せます。
車道から長峰山頂上方面の標識を左折し蝶の山を越えると木造の大きな展望台に到着です。

展望台をくぐるとそこには、超一級と呼ばれる北アルプスの眺望と、
安曇平を中心に大町市方面から松本平まで見渡せる展望が目に飛び込んできます。

yama

ゆっくりと素晴らしい安曇野の眺望に酔いしれた後は、お待ちかねの山ごはんタイムです。
時間は13:50。空腹もピークです!

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お腹も満たされて下山開始です。
下山は光城山へ引き返すのではなくコースを変えて長峰山の登山口に向けて下りてゆきます。
下山を始めてからすぐの所に岩の上に古い小さな観音様がいらっしゃいます。

今年もお邪魔させていただきました。一礼。

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長峰山の登山道は、自然がそのまま残っていて急峻ではないけれど、
赤松の続く道は稜線歩きや緩急があったりと変化があって面白い自然路になっています。
山歩きの楽しさから言えばこちらのコースがおすすめです。
桜の季節は当然「光城山コース」がおすすめです。

頂上から25分ほどで「市営長峰荘」脇の登山口に降りてきました。
ここから光城山の駐車場までは山沿いの車道を歩いて25分ほどで到着です。

*全コース 2時間30分位(休憩なし)チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

yama

安曇野市民から愛されている光城山~長峰山縦走トレッキング、皆さんも日帰りで楽しめますよ、
特に桜の季節の「光城山の桜並木」、長峰山頂上の桜、周辺の山桜が楽しめます。
一番のおすすめの「北アルプスと安曇平」眺望は、
いつ来ていただいても四季折々の変化で皆さんを楽しませること間違いなしです!

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