トレッキング

鷹狩山トレッキングと大町山岳博物館

2018年12月15日(土)

北アルプス後立山連峰の頂きは、すっかり雪の冠をかぶりました。
昨年同じ時期に鷹狩山から眺めた山岳パノラマが忘れられず、今年も鷹狩山トレッキングにやってまいりました。

mountain

鷹狩山トレッキング

穂高方面はお日様も差し込んでいましたが、穂高から見える鷹狩山は雲に覆われ寒そう!
鷹狩山は頂上まで舗装道路が続いていますが、
信州安曇野Outdoors一行はトレーニングのために寒くても歩いて山頂を目指します。
大町山岳博物館のすぐ横に、駐車場と共に登山口があります。
ここのトレッキングコースは良く整備されていて、初心者でも気軽に登ることができますよ。

大町山岳博物館の標高は774m、目指す鷹狩山の標高は1156m。
標高差382mは、冬季間の軽めのトレーニングには丁度良い感じなのです。
気温は4℃。雪がチラチラと舞っています。
薄く雪の積もったコースには早くも登山者の足跡がいくつかありますねぇ。
時折日の差してきた赤松やカラマツ林の緩いコースを登ります。
登り始めから10分、なぜか手が冷たいのに気がつきました…。
※皆様もグローブなどの忘れ物にはお気をつけ下さい。

snow mountain

山の子キャンプ場まで登ってきました。
このキャンプ場の周りは桜の木が多く春のトレッキングも気持ち良さそう!
ここを過ぎると暗いスギ林の中に入ります。流石に日の光が入らないので雪も3cm位あります。
トレッキングパンツの裾に雪がまとわり付くのが気になります。
本格的な雪山でなくてもスパッツは必要ですね!

さて、本日のアルクマ君ですが調子はいかがですか?

アルクマ
「寒いよ、寒いよ~」「疲れた、疲れたよ~」

現場からのリポートは以上です!

日の当たる山道は日が差すとみるみるうちに雪が解けていきます。
気温は低くてもユルユル登山していると心も体も温まります。
スタートから1時間10分で頂上到着で~す。

takagariyama

takagariyama

頂上からは、雪をかぶった北アルプス後立山連峰や大町市街が展望できます。
残念ながら後立山連峰の頂上付近は、ときおり雲の合間から山容が見える位でした。
鷹狩山山頂には、展望台・金毘羅宮・レストハウスがありますが、レストハウスは冬季間閉鎖になります。
頂上の公園付近は他に誰もいないですね、とりあえずここからの展望は独り占めです。
ここからの好展望は日本の原風景を連想させることから「信州ふるさとの見える丘」にも認定されています。

大町山岳博物館

トレッキングコースは林道や作業道路がいくつもあり、
南鷹狩山や県宝の山門のある霊松寺を散策することができますが、
今日は「大町山岳博物館」に入館してみましょう。

museum

その昔、小学校の遠足できた時にはもっと小さくて古風な感じがしていましたが、立派な建物になりましたね。
山岳博物館は、全国でも珍しい山の博物館として活動をしているそうです。
大町市民との関わりも深く、小中学生や65歳以上の大町市民、
そして毎月第三週の土日は大町市民の観覧料が無料になるそうです。
順路にそって3Fの展望ラウンジへ、ここからは北アルプス後立山連峰の展望をパノラマで見ることができます。
2Fへ下りると山の成り立ちや山と生き物の展示が、1Fには山と人の関わりについて展示されていますが、
どれも興味を引くものばかりで・・・時間の経つのを忘れてしまいました。
北アルプス玄関口の山岳博物館、おすすめです。

hakusei

皆さんも日帰りで楽しめる鷹狩山トレッキング、そして山の魅力たっぷりの大町山岳博物館に立ち寄って、
北アルプスや山岳登山の歴史、山にまつわる文化風習に触れてみませんか?
山岳博物館にはミニ動物園もあり「カモシカ」や山の動物に会うこともできますよ!

アルクマ
「アルクマも1Fの売店でお待ちしてま~す」

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