トレッキング

苔に癒され、蓼科山登山

2018年10月13日(土)

今日は、八ヶ岳連峰の最北端にある蓼科山登山にお出かけです。

AM5:00 起床。外はまだ真っ暗ですね。夜明けもだんだんと遅くなります。
車も朝露でビッショリ。窓をフキフキして出発です。

AM6:00 長野道安曇野インターにIN。
このまま諏訪インターまで行こうか迷いましたが、岡谷インターでおります。
岡谷から蓼科高原へ行くルートは、ヴィーナスラインを抜ける途中に百名山の霧ケ峰がお迎えしてくれます。
ここは八ヶ岳中信高原国定公園で、沢山の自然派観光客の皆さんが訪れる場所でもあります。
快調に霧ケ峰高原を走っていると紅葉がかった山々の陰から雲海が目に飛び込んできました。
これだけ広大な雲海は8月の富士登山以来です。思わず車を止めてパチリ!

雲海を見ながら山々の紅葉に囲まれてヴィーナスラインを滑るように下りますと、お次は白樺湖が目に飛び込んできます。白樺湖は火山帯の火口湖と違い土地を潤す為の溜池だそうです。次は女神湖に向けて車を走らせます。
写真を撮ることが出来なかったのですが、白樺湖から女神湖にかけての道路脇の街路樹の紅葉が見事でした。

そうこうしているうちに、蓼科山登山口に到着です。
蓼科山は別名「女神山」(めのかみやま)と呼ばれ、円錐形の山容はその美しさから「諏訪富士」とも呼ばれ人々に愛されています。気軽に登れる日本百名山のひとつでもあります。

いよいよ、登山開始です。蓼科神社の鳥居をくぐり整備されたなだらかな登山道を登って行きます。
しばらくの間ゆったりと登って行きますと、登山道の両脇は苔の森へと変身します。
この辺りは苔の森として有名な白駒の池と直線ではさほど離れていませんので、苔の生育する温度や湿度が近いのでしょうか。苔に癒されます。最近の「コケガール」の気持ちが良く分かります。

50分ほど登って行きますと、天狗の露地の入口に到着。
景色が良さそうで期待感いっぱいで覗きに行ったところ・・・
なんとガスが充満しているではありませんか、ハイ。

整備された登山道とは一転して、ザレた傾斜のある河原のような道になります。

登山口から1時間20分ほどで蓼科山荘到着です。行動食とミネラルドリンクで一休み。
将軍平と呼ばれていますが、実際の広さは広場くらいかな?

行動再開、いきなりの急登(直登)になります。
下調べをしてきましたのでさほどビックリはしませんが、大石の間をぬったり登ったりの連続です。
途中クサリ場もありましたが、三点確保で登った方が確実で安全ですね、

AM09:40 蓼科山頂ヒュッテ到着。
この蓼科山頂ヒュッテの目の前には、蓼科山頂2,530mの案内看板が。
多くの山の狭い山頂とは違い山頂は広大で大石がゴロゴロしています。

この山頂には、山頂標識・奥蓼科神社・ミニ展望台があるはずなんですが・・・
ガスで視界がきかない中、時折見せる晴れ間で確認が出来ました。

※ガスが濃い時はむやみに立ち入らないかコンパスを頼りにしましょう。
とにかく頂上大地が広いので道迷いになるかも!

ガスが切れる中から見える景色は絶景とまではいきませんが、
真近に八ヶ岳連峰、北アルプスから南アルプスが時折顔を出してくれました。
蓼科神社にお参りした後は昼食です。さすが頂上ですね、風が吹き抜ける分寒さが身に沁みます。


さすがに、下山中は体も気持ちにもゆとりがでます。
少し遅めの紅葉と苔の森を見ながら駐車場を目指します。

登山口にはピッタリAM12:00に降りてきました。
今日も多くの登山者の方とアイサツができました。気分爽快、女神様の山は素敵でした。

北海道の標高の高い山からは、初冠雪の便りがとどきました。
信州の山々にももう直ぐ初雪がやってきます。今年はあとどの位登れるのかな。
雪の便りとともに低山、里山に降りていきますので、お付き合い下さいね。

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