トレッキング

北尾根高原トレイルと紅葉

2018年10月8日(月)

今日は、秋晴れの中Outdoorsメンバーとハイキングにやって参りました。
ここは安曇野のお隣、白馬村の八方根の最北端に位置します北尾根高原というところです。
スキーファンの方なら誰でも知っている白馬村の広大な八方根スキー場の中でも、古くから親しまれている咲花スキー場ですね。ここ白馬は冬季オリンピック長野大会が開催された地でもあるんですよ。

白馬村は、グリーンシーズンでも多くの自然愛好家が訪れる場所でもあります。
何故ここへ?・・・なんと!和田の森から北尾根高原につながる北尾根クワッドリフトが安曇野市民無料キャンペーン中!トレイルコースもあるし行って見よっと。

快適なリフトに揺られて登っていくと見えてきました。
最初に目に飛び込んできたのは左側に大きなミズナラの大木(約束の木)。
そして目の前には神々しく「白馬三山」が現れてきます。

小さな頃はこのスキー場にも遊びに来たはずだけど?・・・
最近は、どこのスキー場でもグリーンシーズンの集客のために開発がどんどん進んでいます。
昔のイメージは全くありません、記憶をたどると春になると一面に山菜の「わらび」が顔を出していたのを思い出しました。

今日の目的トレイルコースを満喫です。登りは「みはらしトレイルコース」。
まずは、入口のクマ除けの鐘をカンカン鳴らして入山です。このクマ除けの鐘、コースポイントのいたる所に設置されています。
あちらこちらから鐘の音が聞こえってきますが、どれだけ周辺にクマが多いのか?
そういえば御隣の岩岳スノーフィールドには、クマ除けスプレーの貸出があったし…。
自然の中にお邪魔をしているのは人間なんですから覚悟して参りましょう。
ゆる~いトレイルを登っていくと、いくつかのみはらし展望台がありますが、山の景色を見慣れている吾輩もしばし絶句。
3000メートル級の山々白馬連山が目の前に、紅葉が織りなす色のコントラスト。
2000メートルの落差のある谷から山々への連なり、思わず一言「生きてて良かった…。」

下りのトレイルコースは「ねずこと美しい森のトレイル」下りは、登とは一変して登山道っぽくなっています。
林間の段差のある起伏にとんだコースはっきり言って楽しい、普段登山される方にはそれなりに楽しめます。
もし行かれる方がありましたらコース設定をお間違えなく、行きは白馬三山を正面にみながら登る「みはらしトレイル」が絶対おすすめです。
林間のコースから途中抜けだして広い草原の中を降りてきます。
途中の「あずまや」をすぎて少し下るとフラワーパークがありますが、季節的に花が少なく寂しい感じですが、最盛期が楽しみですね。

今日は丁度イベントの最中です。
リクライニングチェアにもたれて、白馬三山を背に鳴り響くマッターホルンの音色にウトウト幸せな時間がゆっくり流れます。

そうだ黒菱まで行って見よう!
この高原からは、八方根ゲレンデの中でも上方にある上級者コースの黒菱ゲレンデがよく見えます。
この辺りではグリーンシーズンには「八方池山荘」から「八方根自然研究路」を通り標高2060メートルの「八方池」、
そして標高2696メートル「唐松岳」に登るメジャーな山岳ルートでもあります。
天気も良いし、お弁当時間もまだだしね、と言う事で普通ならゴンドラとリフトを乗り継いで登る区間を、黒菱林道を利用して黒菱第三リフトまでやって来ました。
この辺の紅葉も素晴らしいですね。

リフト脇のメンテナンス通路を上がっていくと下山中の何組かの登山者グループに声を掛けられました。
「これから行くの?」「チャレンジャーだね!」「上の紅葉は赤が入ってとても奇麗だよ」「がんばって!」
初対面の人なのに、登山仲間って本当に気持ち良いんですよね、
ただし、この時間に一人で唐松岳は目指しませんから許して下さい。

そんなかんやで、お弁当場まで降りてきました。周りには誰もいません、
風は穏やかなんですが山沿いの上昇気流に乗っていくつものパラグライダーが頭の上を飛んでいます。
戸隠連峰~八ヶ岳連峰色んな景色を眺めながら、お昼いただきまーす。

快晴の中で紅葉狩りと森林浴、帰りは牧場の牛を眺めながら高原の心地よさに浸りながら下山です。

信州安曇野Outdoors、次回はどこの山に出没か!
乞うご期待です。

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